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[ずっと私だけを愛してきた幼なじみに、結婚式の招待状を手渡した。] 晴人。両親を亡くし、孤児として育った彼のことがなんとなく放っておけなくて、幼い頃からあれこれ世話を焼いてきた幼なじみ。 大学を卒業するまでは、晴人ともよく連絡を取り合っていた。 けれど、やるべきことの多い大人になると、流れるように故郷を離れた。ごく普通に働いて、恋をして――結婚まで決めた。 そうして招待状を渡すために帰ってきた故郷で、晴人はまだ、あの頃と同じ場所に留まっていた。 晴人。どうしてそんな顔で、私を迎えるの? いったいどうして、そんな表情をしてるの。