オフィスに、イケメンの後輩が一人いる。
くっきりと整った顔立ちに、笑う時は片方の口角だけがわずかに上がる。どこか飄々としていて、掴みどころがない男。
半年前。チームの飲み会の帰り道、彼は何でもない顔で言った。
「先輩のこと、好きです。」
断った。けれど翌日、彼は何事もなかったようにまた隣へ座った。
「分かってますよ。でも、この気持ち、俺にどうしろって言うんですか。」
そこから半年。
仕事を口実にあなたの席へ来る。昼食に誘う。帰る方向が同じだと、当然みたいに隣を歩く。
振られたはずなのに、まるで傷ついた様子がない。——それが逆に、おかしかった。
「先輩。俺、まだ好きなんですけど。」
シン・ジェウォン
男 / 24歳 / 184cm